恭頌新禧
随分と間が空いてしまったものの、決してこのBlogを忘れていたわけではありませぬゾ。
金陵の気候になじめなかったのか、はたまた日頃の運動不足がたたったのか、両足が痛むので引きこもりをしておったのです。
が、いつまでたっても引きこもっていたのでは餓死することになりそうなので、歩けるようになったのを見計らって食料の調達に行ってきました。元気になったので大丈夫デスヨ。
サテ、中国で食料を買う場所といえば、真っ先に思い浮かべるのは「市場」だ。
と、いうわけで近くの市場に行ってみた。
おっと、「近く」といっても大陸距離でして、徒歩で20〜30分はかかるのですゾ。
これは市場の入口にあたるところで、何やら日本で使われている漢字とは異なるが、中国は繁体字(日本でいうところの「旧漢字」)を簡略化した「簡体字」の漢字を使っているので、「迎宾菜市场」は「迎賓菜市場」と同じだ(私は
Firefoxを使っているので繁体字も簡体字・その他外国文字も文字化けせずに済みますが、Internet Explorerなどを使っていると文字化けするかも知れません。悪しからず)。
市場の朝は早く、午前中がかき入れ時のようで、そのためか入口にはたくさんの自転車やバイクが止められている。
この入口前の自転車を見るに、おそらく「駐輪場」などというものはないのだろう(もっとも、あっても無視して使われない可能性もあるw)。
一歩市場の門をくぐれば、そこには様々な小売店(屋台?)が並んでいる。
これはヌガーのような、おこしのようなお菓子を切り分ける店員。
紙銭売り。
紙銭というのは、「あの世で使われる通貨」のことで、「あの世で使って下さい」と中国人はこれを大量に燃やして先祖の元へ送るのだとか。
「地獄の沙汰もカネ次第」を地でいくような感じがしますナ。。。
こちらは羽をむしられ、血抜きされたトリ肉。
こういったものを見ると、「アジアだなぁ」と感慨もひとしおだ。
ナッツ売り。
中国では裏路地へ行くとひまわりの種(香瓜子(xiang1gua1zi)というらしい)や落花生を食べながらカードゲームに耽る人々を見かけることもある。
香辛料売り。
唐辛子とシナモン(桂皮)とニンニクと生姜と・・・
こういった売られかたはアジアを旅行しているとしばしば目にする光景だ。
食品ばかりでなく靴も売っている。
いよいよ場内売り場へ
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これは入口付近の金魚売り場。
愛玩動物というよりも、風水的な意味合いの方が強そうだ。
市場場内は野菜・肉・魚介・生活雑貨などのように大まかな区画整備がなされている。
これは野菜売り場の一角。
欲しい野菜があったら店員に必要な数だけ手渡せば、グラムいくらの値段で売ってくれるので、値段に納得がいけば交渉成立、納得がいかなければ値切り交渉を行ってみるのもよいだろう。
これはキノコ売り場。
キノコはシイタケを始めとしてエノキ、しめじ、エリンギなどが売られている。
長々と見ているとビニール袋を渡されるので、好きなだけ袋に入れればグラムいくらで売ってくれる。
これはもやし専門店。
もやしは中国語で「豆芽(dou4ya2)」というらしいが、この豆芽も太さや豆付き、豆無しなどいろいろとあるところを見ると、もやしに関しては日本人よりも中国人の方がこだわりを持っているということになるのだろうか?
たまご売り場。
好きな個数で売ってくれるが、日本のようにプラスチックの容器に入れてくれるわけではなく、ビニール袋に入れられるので持ち歩きには要注意。
専門店だけあって鶏卵以外にもやピータンやウズラ、ガチョウ、ハトなどの玉子も売られているので、ニワトリの玉子が必要な時は「鸡蛋(ji1dan4)」と言おう!
練り物屋のおやじ。
冬の寒い時期には練り物を買っておでんを作ると良い。
中には肉が入っていたり、野菜の入っている物もあるので、食べてびっくりということも・・・
ビニール袋のかぶせられたザルの中に好きな物を好きなだけ入れれば、これもグラムいくらで計算してくれる。
ちなみに「かに棒」も売られているw
麺売り場。
「ラーメン発祥の国」だけあってさまざまな麺が売られているが、細い麺、太い麺という以外はまったく見当が付かない(-_-;)
こういった時、現地の言葉が使えない不便さを感じるなぁ。。。
惣菜屋。
蓮根の詰め物などが売られている。茶色い色と言うことは、「醤油煮」と言うことでよいのだろうか?
肉屋の一角にて。
おやじさんが中華包丁を持って大きな肉塊を切り出したので、「これはスゴイ」とカメラを向けたところ
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「あら、アタシも写してヨ〜♪」とばかりに、肉のカーテンをかき分けておばちゃんが出てきたw
「中国の女性はたくましいな・・・」と思った一コマ。
しかし肉売り場は会話が出来ないと、何肉のどこの部位をどのように切って欲しいのかという要望も言えないわけだから、これは購入不可状態だなぁ。。。
魚売り場。
基本的にはこのように生け簀(?)に入れられて、生きたまま売られている。
中国で魚と言えば川魚が基本であるが(中国人に言わせると「日本で売られている魚は青くて気持ちが悪い」らしい)、中にはタチウオのような海魚も売られている。
(´-`).。oO( しかし「写真撮影時のポーズはピース」というのは日本だけではないのだなぁ・・・ )
驚きの一枚。
なんとこの魚は生きたままブツ切りにされたもので、口をぱくぱくさせて上半身をくねらせていたのだ!
人間で言うと胸の辺りを切られていることになるのかしら?と妙な考えをしてしまい、寒気を催さずにはいられなかった(痛いデショ?)。こういった生き物の断末魔を見てしまうと食欲が失せるものの、それでも食べなければ生きられないとは何と業の深きものであることよ
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孟子は「君子厨房に入ず」といったが、「君子」はこういった情景を見てしまうと美味を食べられなくなるものの、やっぱり美味は食べたいから「厨房で生き物が殺されているさまを見ない」のだろうネw
ショッキングな一コマも目にした後、場内市場を出ると目の前に愛煙家必須の店がある。
煙草を吸い、酒を好む人は「烟酒」の文字を覚えておこう!
これは日本でいう「古き良き昭和の時代にあった『たばこ屋さん』」のようなもので、街中のいたる所で見かける。
市場入り口近くにはMyrthaお気に入りの菜包屋がある。菜包(cai4bao1)とは「野菜まん」のことだ。
中国の店は店名のないことが珍しくないのでこのおばちゃんが目印!
市場の門を出ても産地直送の食品を積んだトラックが来ている場合もある。
これは白菜売り。
大きな白菜を山とトラックに積んで売りに来たようだが、この時すでに半数近くが売れていたようだ。
これは山药(shan1yao4=ヤマイモ)売り。
こうしてみると、根菜というよりも枯れ木や漢方薬にしか見えないなぁ。。。
必要な食品も購入し、あとは元来た道を歩いて帰るばかりだ。
この買った物で何を作ろうかと考えつつ重い食品を両手に持ち、とぼとぼと帰路に着くのであった
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